ビタミンC誘導体化粧水で
しみ・そばかすを効果的に撃退！

シミの原因って？

年齢肌トラブルとして多くの人を悩ませているシミですが、実はシミの平均発症年齢は29歳。まだ20代だからといってシミに悩むのはまだまだ先のこと、と思っていたら大間違いです。ある日鏡を見てシミに気づくのは、まだ20代であったとしてもそう遠い未来の話ではありません。

シミを発生させる3大要因は、「紫外線」「ホルモンバランス」そして「摩擦刺激」です。シミはメラニン色素が蓄積したものであることは誰でも知っていますよね。そのメラニン色素をたくさん生成させる引き金となるものの代表は紫外線です。そして女性の場合は排卵から月経まで2週間にメラノサイトを刺激する黄体ホルモンの分泌が増えるため、この時期にはメラニン色素がたくさん作られる傾向にあります。そして洗顔やスキンケア、メイクなどのときに皮膚に与える摩擦刺激がメラノサイトを活性化させてしまうこともあるのです。

つまり何か特別なことをしなくても、毎日普通に暮らしているだけで女性はメラニン色素がたくさん生成されるようにできているとも言えますね。そんな私たちがシミをブロックするためにはいったいどうすればいいのでしょうか。

ビタミンC誘導体化粧水でシミを予防・改善

ビタミンC誘導体は、厚生労働省による認可を受けた美白成分の1つというのをご存じでしょうか。これはビタミンCにメラニンを抑制する働きがあるからです。つまり、メラノサイトが何らかの刺激を受けてメラニン色素をどんどん産生しようとしたときに、ビタミンCが待ったをかけてくれるのです。

そしてビタミンCの美白効果はそれだけではありません。そもそもシミは作られたメラニン色素がそのまま表皮に残ってしまったもの。ビタミンCはこのメラニンを還元して色を薄くするという働きも持っています。また大人ニキビ対策のところでもご紹介したように、ビタミンCは皮膚の赤みや色素沈着も改善してくれるので、すでに出来てしまったシミにも効果が期待できるということですね。

つまりビタミンC誘導体化粧水を毎日つけることで、メラニン色素が産生されるのを防ぎ、その関門をくぐりぬけてシミが出来てしまってもメラニンを還元して色を薄くしてくれるという、予防と改善の両方の対策が万全になるということなのです。

ビタミンやミネラルを食事で補うことも大切

そして実はビタミンCはお肌につけるだけでなく、食べ物から摂取することでも紫外線に対する防御力を高めることができます。ビタミンCが豊富な食材と言えば、トマト、キュウリ、ゴーヤ、イチゴ、ピーマン、モロヘイヤ、パパイヤなど。紫外線が強くなる夏に特に食べたくなる食材がいろいろありますね。

またビタミンCのほかにも、ニンジンやほうれん草などに多く含まれるβーカロテン（ビタミンA）や、アボカドやナッツ類に豊富なビタミンEも紫外線対策としては非常に有効です。紫外線対策にはビタミンエース（A・C・E）として覚えましょう！

さらに牡蠣やしじみ、納豆、肉類などに含まれる亜鉛や、フォアグラや牛／豚レバーなどに含まれる銅といったミネラルも、ターンオーバーを正常化するのに役立つのでシミ対策としては摂るべき成分です。これらの食材をほんの少し気をつけて日々の食卓に加えるだけで、体の内側と外側の両方からケアすることができ、お肌を健康に保つ効果が倍増します。今日はどの食材をどうやってメニューに取り入れようかな？と考えるのも楽しいですよね。是非試してみてください。